身体のズレがトレーニングに及ぼす影響に関して!
- 2019.04.18
- 新着情報
こんにちは!
Y’S TRUST 住谷です!
本日は身体のズレがトレーニングに及ぼす影響に関してお話致します。
私はこの身体のズレに関して特に注意を促しています。
その理由は色々ありますが、身体がズレたままトレーニングを行うと↓
・効果の減少(筋肉に負荷を効かせにくい=成果が出にくい、感じにくい)
・トレーニング中の怪我、痛みの誘発
・綺麗なお身体のラインが作れない
などが発生する場合があります。
下記写真をみてみましょう↓
こちらは背中の種目、ラットプルダウンを行う前のお客様の写真です。
ラットプルダウンとは下記写真のような種目です↓

上記お客様の写真を確認すると、骨盤は左が下がり右が上がっています。
その代償として右肩が下がっており、お身体のズレが確認できます。
このままラットプルダウンを行うとどうなるのでしょうか?
・右肩が下がっているので右側に負荷がかかりやすい(余計に身体がズレる)
・右腰部の筋肉に過度に負荷がかかるので骨盤がさらにズレる
・その結果将来的に左股関節に痛みが発生する可能性が出てくる
・何より筋バランスが崩れ、綺麗な身体のラインが作れない
まだまだありますが、それほど身体がズレたままトレーニングを行うと危険であり、また本来の目的である「綺麗な身体づくり」から外れてしまいます。
ではそれを防ぐにはどうすればいいのでしょうか?

Y’S TRUSTでは必ず身体のズレを解消してからトレーニングを行います!
これによって怪我の予防、筋肉にバランス良く負荷をかけれることで効果の増加、お客様もトレーニングを行いやすくなります。
・こちらのお客様はトレーニングではなく、首に痛みがありストレッチを受けにこられたお客様ですが同様に右肩が下がっております↓

このように身体がズレたままトレーニングを行うとかなり危険ですし、効果も得にくいですね。
※このお客様はストレッチを行い、首の痛みは完全解消しました。
下記写真をみると首がリラックスしているのが確認できます↓

肩、背中の筋肉が弛緩したことにより首まわりの筋肉がリラックスし、首が伸びたように見えますね!
(この後しっかり肩の左右差も解消しましたが写真を撮るのを忘れていました!笑)


ご自身でトレーニングを行っている方は鏡をみて身体のズレ、左右差がないか必ず確認してください。
もしズレがある場合はストレッチを行う必要がございます。
また、トレーニング中に指(主に小指側)にしびれがある場合は早急にトレーニングを中止しましょう!(頸椎に負荷がかかっている可能性があります、特にベンチプレスやラットプルダウン、サイドレイズなどで)
怪我の予防目的でトレーニング前にストレッチを行うジムはたくさんありますが、身体のズレを解消するストレッチを行うジムはあまりないのが現状です。
この意識が広まるよう、Y’S TRUSTは身体のズレがトレーニングに及ぼす影響を伝え続けます!!
余談ですが、先日テレビで育乳と題してバストアップを行う企画がありました。
その中で女性の芸人の方がトレーナーに「土下座腕立て伏せ」(土下座の状態で腕立て伏せを行う)を教わり、自宅で実施されていました。
恐らく大胸筋上部に刺激を入れバストを引っ張る目的で実施されたと思うのですが、指導中の動きから既に大胸筋上部から負荷が抜け僧帽筋(首まわりの筋肉)に負荷がかかっているのが確認できました。
案の定ビフォーアフターでは僧帽筋が過度に発達し、無駄にムキムキに見えましたし、何より肩が詰まってみえるので顔が大きくみえてしまう結果になりました。
バストはアップしておりましたが、それは大胸筋上部ではなく、僧帽筋発達によるものと推測されます。
種目としては正しいですが、動きの指導ができていなかったと思います。
我々パーソナルトレーナーは自己の発言や指導でお客様の身体に良くも悪くも影響を及ぼします。
「責任」をもってお客様をサポートする「覚悟」が必ず必要になります。
私たちY’S TRUSTも再度気を引き締め、お客様をサポートいたします!!
本日は京都はかなり暖かいですね!
水分の摂取を宜しくお願い致します!!
Y’S TRUST
住谷
