ダイエットを成功させるには朝食を食べるべき【その理由を解説】
- 2020.11.03
- コラム

こんにちは、京都は東山三条にあるパーソナルトレーニングジム Y’S TRUSTの住谷です。
本日は【ダイエットで朝食を食べるべき理由】を解説します。
この記事を読むと、
✔ なぜ朝食を食べるべきなのか理由がわかる
✔ 朝食がダイエットの効果を高めることがわかる
✔ ダイエットに最適な食事量のバランスや食事の質がわかる
ダイエットを成功させるには、朝食がとても重要なカギになります。
しかし、朝に時間がなかったり、食欲がなかったりなどの理由で朝食を抜いてしまう方が多いようです。
私はこれまで400人以上のお客様のダイエットを支えてきました。
その中でY’S TRUSTにダイエットコースで入会されたお客様で以前の食生活を聞いてみると、80%以上のお客様が朝食は食べない、もしくは菓子パンだけで済ましていたようです。
朝食は食べるか食べないかでダイエットの成果が変わります。
ではなぜダイエットに朝食が重要なカギになるのか?
また、朝食以外の食事の量や質も重要なのか?
詳しく解説していきます。
ダイエットを成功させるには朝食を食べるべき【その理由を解説】
結論からいうと朝食を食べると食べないでは、朝食を食べるほうが1日の消費カロリーが高くなり、ダイエットの効果が高まります。
ダイエットを決意した人のほとんどが食べ過ぎが原因でダイエットを始めたと思うのですが、食べ過ぎて太ったのに、さらに食べろってどういうこと??となるかもしれません。
しかし、これにはしっかり理由があります。
それは【食事誘発性熱生産】です。
食事誘発性熱生産について
食事誘発性熱産生 (しょくじゆうはつせいねつせいさん)とは、 食事を食べた後に安静にしていても代謝量が増えることをいいます。食事を摂取すると体内に吸収された栄養素が分解され、その一部が体熱となって消費されます。そのため食事をした後は、安静にしていても代謝量が増えます。
食事誘発性熱生産は簡単にいうと、食事を食べた後は代謝量が増えるということです。
代謝量を増やそうとすると運動(筋トレ、ジョギング、通勤や家事など)を行う必要があるのですが、食事誘発性熱生産では安静にしていても代謝量が増えます。
食事をしただけで代謝量が増えるので、ダイエット中の人にはとても嬉しいことですね。
しかし、朝食を抜くとこの食事誘発性熱生産が行われないので、代謝量が増えません。
これがダイエット中は特に朝食を食べたほうがいい理由になります。
朝食をしっかり食べることで1日の代謝量を増やし、ダイエットの効果を高めましょう。
しかし、いくら食事誘発性熱生産があるからといって、三食たくさん食べるとダイエットは成功しません。
また、食事の質によってもダイエットの成果が変わります。
次の項目ではその点を解説していきます。
朝食と昼食はしっかり食べて、夕食を控えめに
ここではダイエットを成功させる食事量のバランスについて解説します。
上記では朝食をしっかり食べてくださいと書きましたが、昼食も同じくしっかり食べたいタイミングです。
お昼は1日の活動量がもっとも高く、代謝量も増えているタイミングです。
なので昼食はしっかり食べてもダイエットに影響は少なくなります。
もちろん炭水化物、脂質が高い食事やジャンクフードなどを食べるとダイエットに影響はありますが(次の項目で解説します)、ある程度乱れた食事でも影響は少ないです。
そして重要なのが夕食です。
朝食、昼食はしっかり食べていいのですが、その代わりに夕食を控えめにします。
夕食のタイミングでは活動量がもっとも低く、代謝量も減少しているタイミングなので、夕食をたくさん食べてしまうと消費されずに脂肪に変換されやすくなります。
実際にY’S TRUSTのダイエットコースに入会されたお客様のほとんどが夕食を食べ過ぎる食生活をされていました。
また、逆に朝食や昼食はあまり食べず、夕食を過剰に食べていたお客様もいらっしゃいました。そのお客様は1日の食事量で考えればそんなに食べていないのに太ることを不思議に思っていらっしゃいました。
夕食は三食の中で一番楽しみにされている人も多いと思います。しかし、どうしても活動量や代謝量が落ちるタイミングなのでダイエットを頑張る今は控えめにしたいですね。
ここでダイエットを成功させる食事量のバランスをグラフでみていきましょう。

■ 朝食40% ・・・しっかり食べるべきタイミング
■ 昼食40% ・・・しっかり食べていいタイミング
■ 夕食20% ・・・控えたいタイミング
このグラフの食事量のバランスがダイエット中にはおすすめです。
朝食、昼食はしっかり食べて、太りやすいタイミングの夕食は控えめにしましょう。
続いて食事の質について解説します。
食事の質について
食事量のバランスを整えても、炭水化物や脂質が多い食事やジャンクフードを食べているとダイエットは成功しません。
特に炭水化物は過剰に摂取すると脂肪に変化されやすくなり太りやすくなります。
炭水化物は、主食である米、麺類、パンや根菜類、砂糖などの一種の調味料、お酒などに多く含まれています。
※炭水化物の多い食品の一覧はこちらの記事をご覧ください↓
なるべく炭水化物が多い食事を避けて、野菜や海藻類を食事に取り入れると質の高い食事になります。
特に炭水化物と脂質が多い食事は脂肪になりやすいので注意してください。
下記が炭水化物と脂質が多い食事の例です↓
■ ラーメン (麺・・・炭水化物 スープ・・・脂質)
■ 牛丼 (米・・・炭水化物 牛肉・・・脂質)
■ ハンバーガー (バンズ・・・炭水化物 肉・・・脂質)
■ ポテトチップス (じゃがいも・・・炭水化物 油・・・脂質)
また、Y’S TRUSTではダイエットの効果を高められる【低炭水化物ダイエット】をおすすめしています。
低炭水化物ダイエットに関しては下記の記事をご参考ください↓
朝食は特にタンパク質を意識して摂る
冒頭で食事誘発性熱生産の話をしましたが、熱生産における割合が一番高いのがタンパク質です。
タンパク質は【肉類、魚介類、豆類、卵】などに多く含まれています。
毎食タンパク質を摂取すれば食事誘発性熱生産の効果をさらに高めることができます。
特に体温が低くなる朝食のタイミングにタンパク質をしっかり摂取することでダイエットの効果を高めることができます。
さらに、牛肉にはL-カルニチンというアミノ酸が豊富に含まれています。このL-カルニチンは脂肪の燃焼にとても効果的といわれています。
ダイエットを頑張っている人は、朝食に牛肉を取り入れるのもいいですね。
おわりに
この記事ではダイエットを成功させるには朝食が重要であることと、その理由を解説してきました。
また、食事量や食事の質に関してもご理解頂けたと思います。
私がこれまで400人以上のお客様のダイエットを支えてきて、その中で結果が出るのに時間がかかった何人かのお客様のほとんどが朝食を食べない習慣が続いていました。
朝食を食べる習慣がない人は最初は食べることに抵抗があるかもしれません。
時間がなかったり、食欲がなかったりなど様々な理由があると思います。
※朝、時間がない人はこちらの記事が参考になります↓
しかし、ダイエットを頑張るなら以前の習慣から変化しなければいけません。
ダイエットが成功すれば外見は大きく変わりますが、それよりも大切なのは気持ちや習慣の変化です。
気持ちや習慣の変化がないと、ダイエットの成果は長続きせずリバウンドしやすくなります。
習慣を変えるのは難しいですが、逆に言えば一度習慣化すればもう大丈夫です。
外見の変化ばかりに囚われずに、気持ちや習慣の変化を大切にして、最高の自分を目指してダイエットを頑張ってくださいね!
最後まで記事を読んで頂き、ありがとうございました。
他にもダイエットに関する記事を書いておりますので、ぜひY’S TRUSTのブログをご覧ください。
それでは、ありがとうございました。
Y’S TRUST
住谷
